Homeコラム一覧>第9回コラム フッ化物による虫歯予防法(その2)

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第9回
フッ化物による虫歯予防法 -フッ素塗布法-(その2)

フッ化物歯面塗布は萌出後(歯が生えたあと)の歯のエナメル質表面に直接フッ化物を作用させ、う蝕抵抗性(ムシ歯になりにくくする)を与える方法です。
これは歯科医師や歯科衛生士が行う予防手段として位置付けられています。

最もムシ歯になりやすいのは歯が萌出してから2〜3年の間です。
萌出して間もない歯はフッ化物塗布による歯の表層へのフッ素取り込み量が大きいので、この時期にフッ素を塗布することはとても有効な方法なのです。個々の歯が萌出するたびに塗布することが望ましく、何度も繰り返して塗布することによって効果が上がるので、歯の萌出時期に併せて、乳前歯が萌出する1歳頃から第二大臼歯が生え終わる13歳頃までの間、4〜6ヶ月ごとに口腔内に萌出してくる全ての歯にフッ素塗布を行うことが効果的です。

フッ化物歯面塗布に用いる溶液は2%フッ化ナトリウム(2%NaF)、4%.8%フッ化第一スズ(4%.8% SnF2)、リン酸酸性フッ化ナトリウム{酸性フッ素リン酸溶液}(APF)の三種類です。歯科医院で塗布するフッ素は歯磨剤の約10〜20倍の高濃度フッ素になります。

▼写真-1トレー塗布

歯面塗布法には、綿球による1歯ごとの塗布と、トレーを使用して上顎と下顎に塗布する方法(写真1 参照)、トレーに微小電流を流して歯面内部に浸透させるイオン導入法が一般的です。

通常歯の表面を磨き、風をかけ乾燥させてから3〜4分間フッ素を塗布します。フッ素塗布後30分間は唾液を吐かせる程度で、飲食やうがい・水を飲むことはできません。低年齢のお子さんは電動ブラシで歯の表面を磨いた後3〜4分間口を開けてフッ素を塗布することが難しく、状況によっては歯ブラシや綿棒による高濃度のフッ素塗布を行います。

ヨーロッパやアメリカでは塗布用に使うフッ素のフレーバーが豊富で、オレンジ、グレープ、ストロベリー、バブルガム、コーラ、チョコレート、ヨーグルト、ピナコラーダ味など様々です。
日本では苦みのあるフッ素原液、ミント味またはリンゴ味のものが保険適用で使用できます。(写真2 参照)保険適用のフッ素は虫歯の治療本数と年齢の組み合わせが合致すれば数ヶ月に1回塗布することが可能と法律で決められています。しかし、虫歯のない方が予防処置でフッ素塗布を行うことは保険治療では認めてもらえない方法です。
予防処置の場合は自費になりますのでご理解下さい。

▼写真-2
乳歯(赤ちゃんの歯)の癒合歯写真
参考文献について
  • 眞木吉信:
    フッ化物応用の化学的アプローチ、日本歯科医師会雑誌、62:81-86,2009
  • フッ化物応用研究会編:
    う蝕予防のためのフッ化物歯面塗布実施マニュアル、社会保険研究所、東京、2007
  • フッ化物応用と健康−う蝕予防効果と安全性− 
    日本口腔衛生学会 フッ化物応用研究委員会編、口腔保険協会発行、
    ISBN 4-89605-142-4 C3047.

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