Homeコラム一覧>第15回コラム 歯の外傷 その3 折れた歯(破折歯)の処置

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第15回
歯の外傷 その3 折れた歯(破折歯)の処置

「ぶつけて歯が折れ(割れ)てしまいました。どうしたら良いでしょう?」
歯がバラバラに粉砕してなければ接着して治す事ができます。ただしぶつける前のように元に戻すことはできません。接着法は割れたお皿や花瓶を修復するのと同じだとご理解下さい。(写真1,2,3)前歯が折れた永久歯

折れた歯の神経から出血がみられます  折れた(割れた)状態によっては神経治療が必要になります。歯が折れて歯の神経(歯髄)が露出すると、神経組織内の微小血管が破裂し出血します(写真4)。お口の中は無菌ではなく多数の細菌が存在しています。本来、歯の中の神経は無菌状態でエナメル質や象牙質といった硬い組織で守られています。歯が折れて神経が露出してしまうとお口の中にいる常在菌によって細菌感染が起きるので神経の治療が必要になります。歯の神経治療には感染した部のみ除去して感染していない神経を残し保存する方法と、全ての神経を除去する方法があります。受傷後すぐに受診できれば部分的な神経治療が可能になります。受傷後数時間も経過すると全ての神経は除去しなければなりません。時間が経過しているのに無理をして保存を試みても歯の中の神経が細菌によって壊死する確率が高くなり、治療後に疼痛や腫れが発現する事もあります。
折れた歯を接着剤で張り合わせる際、噛み合わせの状態によっては歯の裏側に補強線を埋入する事があります。また、接着直後は問題ないのですが、数か月から数年経過すると断面の接着剤部や折れて接着した側の歯の面が変色してきます。そのような事例では歯全体を被覆する補綴治療が必要になります。

折れた歯は前回のコラムで紹介した歯の保存液か牛乳に浸漬して受診して下さい。歯の神経治療は保険給付の治療ですが、折れた歯を接着することは保険治療では認めてもらえないため自費治療になります。噛み合わせによっては外れることや、変色することもあるのでメリット、デメリットを考えて担当の先生と相談することが大切です。

参考文献について
  • 黒須一夫:現代小児歯科学, 医歯薬出版、東京
  • J.O.ANDREASEN, F.M.ANDREASEN: Textbook and Color Atlas of Traumatic Injuries to The TEETH, 3rd Ed. 1994
  • ネオ製薬工業株式会社、歯の保存液ティースキーパー「ネオ」: http://www.neo-dental.com/ip/index2.htm

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