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第30回
指しゃぶり3 吸指癖の治療法 (習癖防止装置)

吸指癖は拇指(親指)を吸うことが多く長時間吸えば吸う程、皮膚が硬くなり指に吸いダコができます(写真1)。タコの周囲を咬んで傷つけ出血しても吸うお子さんは、痛くなると左右の指を変えて吸うなど、指を変更してもなお吸い続けます。一本の指だけでなく二本から三本の指を吸う、手の甲や手のひらなど吸うなど場所のバリエーションは様々です。指しゃぶりは無理矢理やめさせるのではなく、お子さんの精神発達、自立を待つ場合もあります。ヘビースモーカーが禁煙するとき、初日かタバコを一気にやめるのはとても難しいことです。頑固な指しゃぶりは、まずは昼間の指しゃぶりからやめるなど、目標を低く設定することが大切です。お子さんの心に指しゃぶりをやめる準備ができていない状況で無理にやめさせると、償行為(爪かみ、夜尿など)が発症する場合があります。本人がやめようと頭では理解できていても無意識で吸ってしまい、やめることができないのであれば自覚・防止装置を使用します。指を口の中に入れた際に指を吸っていることを自覚してもらい、さらに吸えない状態を作るのがこの装置目的です。装置には習癖を自覚させる目的と、強制的に習癖の実施を遮断しするものに大別されます。お口の中に取り外せる床型装置を装着する(写真2)、接着剤を使用して取り外せない装置を装着する(写真3)、吸指癖の指にサックをつけて吸う行為を自覚させ、さらに口の中に入れさせいようにする(写真4、図1)など様々な装置があります。お口の中に入れる装置は金属製の柵が付いていて、指が口の中に入るのを邪魔する使用になっています。さらに舌が前方に突出するのを防止する役目を担っています。取り外しの装置は、本人が外してしまえばそれまでなので、接着剤による固定性装置の方がよい結果が得られます。
習癖防止装置を装着する時期は、春頃から夏休みにかけての季節が適しています。春から夏は1年のうちでもお子さんの健康状態が良好な期間が続きやすく、戸外での運動や社交活動による代償が得られやすいためです。さらに新学期に入って新しい環境に慣れた頃であれば、身体・精神的にも安定しやすい時期だと言われています。吸指癖を行うお子さんにとって、防止装置を装着することはかなりの苦痛となりますので長期間の使用は困難です。装置を入れる期間は1週間〜数週間ですが、再発の傾向が認められる場合は数ヶ月の装着が必要になります。習癖防止装置の装着の間に心理的要因の除去と説得療法を併用して行います。この期間は特にご家族の方のやさしい励ましとスキンシップが必要です。叱って注意すると良い結果は得られません。一緒に治すつもりで温かく接して下さい。風邪による鼻閉やお鼻のアレルギーがある方は口呼吸になっていますので装置の装着が困難です。前もって耳鼻科での治療が必要になります。

参考文献について
  • 黒須一夫:現代小児歯科学基礎と臨床,医歯薬出版,東京,1987.
  • 町田幸雄:乳歯列期からはじめよう 交合誘導,一世出版,東京,2006.
  • 山口秀晴 監修:知っててほしい 歯科矯正治療の基本,わかば出版,東京,2008.

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