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第33回
指しゃぶり6 吸指癖の後遺症3 (筋機能訓練)

嚥下時(飲み込む動作)に舌突出癖があると舌が挙上できず食塊を咽頭部(喉の入り口)に送り込むことが難しくなります。唇周囲の筋肉も異常な緊張を誘発し、下顎の動きも悪くなり異常嚥下を伴うようになります。舌突出癖は発音が不明瞭になるだけでなく、歯の萌出を妨げる、交合が不安定になる、上顎前突(出っ歯)、開咬、空隙歯列、口唇閉鎖不全、歯肉炎、口元が突出する顔貌異常などが出現します。私たちは一日に600〜2000回も嚥下をしているため、飲み込むときに舌を突き出して歯を押す動きを行ない常に口をポカーンと開けている状態を続けていると骨の変形症状はさらに悪化します
舌癖の原因は指しゃぶりだけでなく、口呼吸、舌小帯付着異常(舌の裏のひもが短い)、遺伝(顔のかたちや歯並びにより舌癖がでやすいタイプがある)など様々です。アレルギー性鼻炎、慢性鼻炎、蓄膿症、アデノイド(咽頭扁桃)肥大のような鼻の病気や喉の病気によっても口呼吸は発症しますので、このような症状をおもちの方は耳鼻咽喉科での治療が必要になります。
筋機能訓練は正常な飲み込み動作(嚥下)を獲得する療法で、異常な飲み込みにより使わなくなってしまった舌と舌周囲の筋肉を活性化させる療法です。使わないために萎縮してしまった筋肉を動かすための筋肉トレーニングなので舌の周囲がツレル等、筋肉の痛みを伴うことがあります。トレーニングを行うお子さんにとってはつらい訓練になりますし、家庭で毎日の練習を長期間に渡り行いますので、ご家族のサポートは必須になります。
写真のマウスピースには、舌を上方に挙上したポジショニングをとらせる形態が○で囲まれた部に付与されています。3歳以上の年齢で軽症例のお子さんは、この装置の使用とベーシックな舌トレーニングの併用で治療できる場合もあります。マウスピースを装着した状態で唾液やお水を飲んで舌の正しいポジションを自覚してもらいトレーニングを行います。


参考文献について
  • 黒須一夫:現代小児歯科学基礎と臨床,医歯薬出版,東京,1987
  • 町田幸雄:乳歯列期からはじめよう 交合誘導,一世出版,東京,2006
  • 山口秀晴 監修:舌のトレーニング,わかば出版,東京,2009
  • 山口秀晴 他監修:MFT入門,わかば出版,東京,2007

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