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第38回
歯からみた幼児食の進め方 -1 歯の萌出と咀嚼機能の発達

子どもが食物を正しく噛むことを学習することは、子どもの咀嚼機能の発達と食育の面からみて重要なことです。皆さんも無意識で行っていますが、食物は前歯で噛み切り、奥歯(臼歯)で噛みつぶしています。母子健康手帳では離乳完了は15か月(1歳3か月)と記載されていますが、が第一乳臼歯(前から4番目の乳歯:写真1)が生え始めるのは1歳4か月頃で、上下の第一乳臼歯の噛み合わせが完成するのは1歳8か月頃です。乳臼歯が生えるまでは子どもは歯ぐきや前歯で食物を噛んでいます。このような状態のときに奥歯を使わければ噛みつぶせないような硬い食物を与えると、適切な時期に、適切な咀嚼機能の獲得に繋がらない可能性があると言われています。奥歯で咀嚼することを学習するのは1歳6か月頃〜3歳の間であると言われています。母子健康手帳には離乳完了、幼児食や歯の健康と歯みがきの記載はあるのですが、小児の食育に重要な「歯からみた幼児食の進め方」の記載はみられません。そこで、子どもの歯の萌出と咀嚼機能の発達ならびに食形態について日本小児歯科学会と小児科学会とで平成19年にとりまとめたものを三回に分けて紹介します。
子どもの栄養摂取にかかわる機能は,新生児期の吸啜(キュウセツ)から、離乳期を通して学習し獲得する咀嚼(ソシャク)へと変化していきます。初期の吸啜は反射によるものです。この時口唇や顎の動きは顕著ではなく、舌が活発に動く時期です。乳児の発達とともに、哺乳のための反射は徐々に減弱し、生後4〜6か月頃で消失します。この頃、舌の挺出反射もなくなるため、スプーンからの食べ物の取り込みが可能になり、離乳が開始されるのです。
乳切歯が生え始める頃には、歯を支える骨(歯槽骨)の成長が著しく、顎のアーチ(写真2)が拡がるとともに高さも増すために、舌が口の中におさまって動きやすくなります。上下の乳切歯が生えてくると、口唇と舌の動きが分離するようになり、舌で食べ物を押しつぶすことができるようになります。1歳頃には奥歯が生える前段階として歯ぐきの膨隆がでてくるため、奥の歯ぐきで食べ物をつぶすことができるようになります。歯ぐきで食べ物をつぶすためには舌と顎の連動が必要となり、咀嚼の基本的な動きが獲得されてきます。歯ぐきでつぶせるようになると、やや硬さのあるものが食べられるようになり、手づかみで食べ物を口にもっていくことや、上下8本が揃った乳切歯で咬み切ることが可能になるのです。

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