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第39回
歯からみた幼児食の進め方 -2 歯の生える時期と幼児食

奥歯を使った噛む動きができるようになるのは第一乳臼歯が生え始める1歳前半です。1歳8か月頃には上下の第一乳臼歯の噛み合わせができあがり、噛みつぶしも上達しますが、まだすりつぶしはうまくできません。2歳すぎには第二乳臼歯が生え始め、2歳半すぎには上下が咬み合って乳歯列の咬み合わせが完成します。第二乳臼歯が咬み合うことにより食べ物のすりつぶしが可能になり、殆どの食品が食べられるようになり咀嚼の力も増大します。食べ物の大きさ、硬さの情報は、主に臼歯(奥歯)の歯根膜にある圧受容器から脳に送られ、咀嚼の力や回数が調節されます(図1)。歯根膜は歯の根の表面と骨の間に存在する組織ですが、この中に様々な神経線維と毛細血管が詰まっています。上下の奥歯が咬み合うことで大人に近い咀嚼リズムが獲得され、硬さのあるものが食べられるようになるのです。
離乳完了の頃から、歯を使った咀嚼機能が発達します。この頃は形があるが軟らかい食品、例えばおでんの大根、煮込みハンバークなどを与えることができます。上下の第一乳臼歯が生え揃ったら噛みつぶしができるので、それほど硬くない食品、例えば卵焼き、コロッケなどが食べられるようになります。噛みにくい食品、例えばもち、たこ、こんにゃく、油揚げなどの食材やとんかつ、ステーキのような料理は3歳すぎまで控えるようにしてください。このような食品でも調理を工夫して噛みつぶせる柔らかさにできれば食べさせても構いません。ただし誤飲して窒息を引き起こすものは避けてください。
幼児期は子どもの咀嚼機能と食習慣を育てるのに重要な時期であるので、食物の硬さだけでなく、いろいろな種類の食品を工夫して調理し、味覚が豊かで楽しく食べる子の基礎を育てることが重要です。
食事場面は心の発達と健やかな心身の成長にとって大切です。親に抱えられた安心できる環境のもとで、親の作った食べ物を一緒に味わいながら、甘い、塩からい、にがい、すっぱい、やわらかい、かたいなどの味覚や食感が発達します。また、家族や仲間と一緒に食事を楽しむという社会性も発達します。さらに、自我の発達につれて食べ物の好き嫌いがはっきりしてきますが、この好き嫌いをめぐって親子がやりとりしていくことで,子どもは主張することと我慢することのバランスを覚えていくのです。親は、このような心の面からも食事場面の大切さを考慮し、食機能の発達に合わせた食べ物を子どもに与えると同時に、楽しいやりとりをしながら一緒に食べることを心がけることが大切なのです。

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