Homeコラム一覧>第43回コラム 歯周病-2 (口臭)

診療スケジュール

×
診療時間
10:00〜19:00/月〜金
10:00〜18:00/土のみ
休診日
日曜日・祝祭日
4月の臨時休診日
6日(金)、20日(金)

ホワイトエッセンスホームページよりご予約ができます。

各治療に関する疑問や質問をまとめました。

  • 治療に関する質問や疑問について

知らないことが続々発見!

地図や電話番号などの情報を携帯で簡単に見られるようになりました!

休日及び夜間救急診療については、横浜市中区の横浜市歯科保健医療センターにて行っております。
緊急の場合は下記連絡先までお問い合わせ下さい。


第43回
歯周病-2(口臭)

歯周病は痛みを伴わずに進行し歯の周囲を支えている骨が壊れて溶け歯肉が退縮していく病気です。急性症状では歯茎に痛みがでますが、慢性的には腫れ、出血、排膿などがみられ口臭が発生します。
健康な人の歯と歯肉の境には深さ0.5〜2mmの歯肉溝と呼ばれる部位があります(図1)。この歯肉溝にプラークがたまり、歯肉が炎症をおこすと歯肉溝が腫れて深くなり歯肉ポケットと呼ばれる病態に移行します。炎症が軽度であれば骨の破壊はありません。軽度の歯周病は歯肉炎と呼ばれ炎症が歯と歯茎(歯肉)に限局して生じます。歯肉炎は歯と歯茎の境目が赤く腫れ出血します。プラークによる歯肉炎とその他薬物、ホルモンやストレスなどによるプラーク以外の原因によって発生する炎症もあります。この段階では、歯と歯茎の周りのプラークを歯ブラシで一生懸命除去すれば、健康な状態に戻すことは可能です。しかし、炎症が中等度になると歯周ポケットが深くなり、細菌がさらに付着し歯の根の周囲にバイオフィルムプラークや黒い歯石が沈着して歯の周囲の骨を破壊します(図2)。歯周ポケットが4mm以上になると他人が必ずといって良いほど口臭を感じるようになります。歯肉の腫れが大きくなり歯周病菌が歯周組織に侵入し、歯槽骨や歯根膜が破壊されはじめるとポケット内部の深部の骨が破壊され細菌はさらに歯の根の先へと侵入します。そして、プラークや歯石が歯周ポケットにさらに溜まっていくのです。こうなるとご自身での歯磨きでは汚れを除去することは残念ながらできません。
炎症がさらに拡大して歯槽骨も歯の根の長さの半分近くまで破壊されると、歯がぐらつきはじめます。歯周ポケットもさらに深くなっていきます。歯槽骨が歯の根の長さの半分以上破壊されると、歯はグラグラになります(図3)。このような状況になると歯を保存することは困難で、抜歯になるケースが多くなります。
歯周病が原因の口臭は歯周病原菌が産出する膿みや毒素が原因とされています。歯周病が原因の口臭を改善するには、歯周病原菌の固まりである歯周ポケット内のバイオフィルムプラークと歯肉の中の歯の根の表面に付着した黒い歯石を除去しなければなりません。この黒い歯石は強固に付着しているので歯ブラシでは除去することができませんし、歯肉の中に付着していますので局所麻酔を使用して除去しなければ、痛くて治療ができない状態になります。歯がグラグラする前に局所麻酔を使用した歯石除去をおこなえば、歯を抜かずにすみますし、歯周病原菌が原因の口臭を改善することが可能になるのです。

参考文献について
  • 日本歯科医師会、歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020
    http://www.jda.or.jp/park/trouble/index.html
  • 歯科疾患実態調査解析検討委員会編. 解説 平成17年 歯科疾患実態調査報告. 東京:口腔保健協会;2007.

前へ コラム一覧へ 次へ

フィルミーデンタルクリニック ホワイトエッセンス

診療時間 平日10時〜19時
(土曜のみ18時まで)<各種保険取扱い>

Copyright (C) filmee Dental Clinic Whiteessennse All Right Reserved.