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第45回
歯周病-4 歯周病と妊娠

口腔内に住み着いた歯周病原菌が産出する内毒素と炎症性サイトカインは血管を拡げ、血管透過性を高めることで血液中の好中球やマクロファージが血管内壁に浸潤し、動脈硬化、心疾患、脳血管疾患、高コレステロール、低体重児出産などを引き起こす事が判明しています。歯周病に罹患した妊婦さんの歯周病がひどい場合、早産(37 週未満)の危険性が約5倍になり低体重児(2500g未満)を出産する確率も高まるとの報告もあります。妊娠すると女性ホルモンが多量に増えます。女性ホルモンは歯周病菌を活性化し歯肉の毛細血管も拡張させるので、より歯肉が腫れて炎症が起こりやすくなるのです。また妊娠期には唾液の分泌量が減少し酸を中和する力が弱まるのでお口の中は酸性になり、むし歯の発生を抑制する機能も低下します。 
妊娠による悪阻(つわり)がひどいと、歯みがきが不十分になりがちです。食生活の嗜好が変化し酸味の強い食べ物、清涼飲料、甘いお菓子が食べたくなります。一回のお食事の量も今までと同じ量を食べることができず、少量ずつ回数を多く食事をとるようになり、間食も頻繁に行うようになります。食べる回数が増えるので、朝晩の歯みがきだけでは不十分になりますし、食べ物の好みの変化に伴いお口の中が酸性に傾いて、むし歯のリスクも高くなるのです。また、磨き残しにより細菌による歯垢(プラーク)が形成され、歯肉が腫れて出血する歯肉炎が発症します。歯垢(プラーク)は石灰化して歯石となり、歯肉縁上の白い歯石と歯肉の中の黒い歯石が作られて、歯肉炎から歯周病へと進行していきます。炎症が進むと歯肉だけでなく、歯を支える歯槽骨も破壊されるので、歯が揺れてくるようになるのです。
ヘッドの細い仕上げ磨き用歯ブラシを使用して、下を向いて磨くと吐き気が減るようです。朝晩の時間にとらわれず、体調のよい時間を選んで磨く習慣をつけましょう。重度の症状が出る前に、磨き残しや歯石沈着の状況を把握し早めに治療を行う事も必要です。ご自身とお腹のお子様の健康を守るためにも、妊娠前から定期的に歯周病とむし歯の予防を行う事が大切なのです。

参考文献について
  • 日本歯科医師会、歯とお口のことなら何でもわかるテーマパーク8020
      http://www.jda.or.jp/park/trouble/index.html
  • 鴨井久一,沼部幸博: 命をねらう歯周病―歯周病が全身疾患を引き起こす! ,砂書房 2002 東京

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