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第64回
歯周病と虫歯治療のNews and Topics 9(歯磨きのタイミング )

「食後30分以内に歯磨きをすると歯を傷つけるので歯磨きをしないで」という報道がマスコミ・メデイアで報道・紹介されました。様々な方面でこの話題が物議を醸し出しています。食事によって糖分や炭酸を摂取した後は口腔内が酸性に傾き、この状態で歯磨きをすると歯のエナメル質が溶けやすくなるので「食後30分以内に歯磨きをすると歯を傷つける」と主張しています。歯が傷つくのを防ぐには、酸にさらされたエナメル質が唾液によって再び硬さを取り戻すまで、少なくとも食後30分経過してから歯磨きをするのが望ましいとも言っています。
日本小児歯科学会はこの説に対し反対で、「日本の一般的な食事では食後すぐの歯磨きにより歯が溶けることはありえず、反対に食後に歯磨きをしないままでいると歯垢中の細菌によって糖が分解され、産生された酸によって歯が溶け始める。また、人の口の中では、食べた後に口の中が酸性になったとしても、唾液には酸を中和する働きがあり、酸性飲料の頻繁な接種がない限りすぐには歯が溶けないように防御機能が働いている。」との意見を述べています。
日本歯科保存学会は「酸性の強い飲料などを摂取した場合には、酸蝕に留意した歯磨きを推奨」しています。要するに、むし歯予防には食後すぐ、酸食症の予防のためには食後30分経ってからの歯磨きが良いというスタンスですが、はっきりとした見解は述べていません。
「食後30分以内に歯磨きをすると歯を傷つけるので歯磨きをしないで」という意見には『食事によって糖分や炭酸を接種した後は』という前提条件があります。ファーストフードのお店には炭酸飲料とハンバーガー等のセットのメニューがあります。しかし、日本人の多くが炭酸飲料を飲みながら食事をするわけではないですし、『食事の際に炭酸の摂取』を常にしなければよいのではとも考えます。
 ヨーロッパのワインの産地では、歯の疾患として酸食症が有名です。ワインの醸造状況や品質の管理を行うために生産者がワインを口の中に長時間含む傾向があり、ワインによって歯のエナメル質が溶けて一回り小さな歯になってしまうのです。ワインはコーラと同じ位のPH 2という強酸性ですから、歯を磨かなくても確実に酸食症を引き起こします。柑橘系のレモンも歯を溶かします。ですので、歯を溶かす強酸性の飲食物摂取のあとに水で口をゆすぎ、歯の表面に酸性物質が長時間接触しないような配慮が必要だと考えます。「食後30分以内に歯磨きをすると歯を傷つけるので歯磨きをしないで」という報道に惑わされず、どの食品が歯を溶かすのかを知った上で飲食することが必要なのではないでしょうか。


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