診療時間 平日10時〜19時
(土曜のみ18時まで)<各種保険取扱い>
舌の裏側にあるひも状の軟組織を舌小帯(ぜつしょうたい)と呼びます。舌小帯が太く短く舌の先端に付着している状態を舌小帯付着異常又は舌強直症と称します。舌小帯付着異常又は舌強直症は舌を上に上げる挙上運動や前方への突出運動ができません。そのためサ行やタ行、ラ行の発音障害が生じます。さらに食べ物や飲み物を飲み込むことが上手にできずに嚥下障害を引き起こすのです。
発音障害や、嚥下障害がある場合は局所麻酔を使用し、外来にて切除手術を行います。出生直後に小帯切除を行う場合もあるようですが、処置の必要性もないのに勧められるまま手術を行う方もいらっしゃるようです。切除をする前に一度、小児歯科専門医又は大学病院小児歯科で切除の必要性について検査受診することをお勧めします。
写真1は6歳の舌小帯付着位置異常のお子さんで、小帯の付着のために舌を上に上げることができません。写真2と3は舌小帯付着位置異常の別の症例のお子さんの術前と術後の写真です。小帯を切除すれば舌を上に持ち上げることが可能になります。切除手術後に舌を挙上することが出来ない、発音に障害がある等の場合は指しゃぶりと舌癖の項目で説明した筋機能訓練を開始します。
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