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第90回
正中離開と上唇小帯付着位置異常

上の前歯の歯と歯の間が離れている状態を正中離開(せいちゅうりかい)と呼びます。正中離開の原因は様々で主な原因を以下に示します。
1)上唇小帯付着異常(上唇小帯:じょうしんしょうたい)
2)過剰歯の埋伏
3)生えている前歯の横幅が小さく顎の骨幅が広い
4)前歯の二番目に生える歯が先天的に欠如している、あるいは矮小歯(かなり小さな歯)

正中離開の原因が上唇小帯のみであれば切除しますが、1)の小帯以外にも離開の原因が2)-4)に起因しているのであれば、小帯を切除しても離開は治りません。X線にて前歯の間の骨内に過剰歯が埋伏しているのか、これから両脇に生える前歯の有無と歯の大きさはどうか等の検査が必要です。

正中離開の原因が上唇小帯付着位置異常であれば上唇小帯の切除を行います。切除は局所麻酔下で行い、レーザー、電気メス、通常のメス、外科ハサミ等を用い切除します。小帯の付着状態と範囲、小帯の固さ等によって切除する道具が変わります。小帯は粘膜成分と靭帯のような繊維成分で構成されています。粘膜成分が多ければ、レーザー切除を行うと出血が少ないため縫合を行う頻度が少なくなります。ただし繊維成分が多い小帯であればレーザーで全てを除去するのは難しくなります。レーザーの特性により粘膜下の骨を焼き切ることになりますので、見た目より処置後に疼痛が強く発現します。また処置時に動かれると歯の表面が焼けてしまうので注意が必要です。レーザでなくても電気メスでも全く同様の効果が得られます。繊維成分が多い小帯はメスで切除するとともに切れ込みを入れ繊維成分をすべて除去する必要があるため、レーザーや電気メスでの切除は不向きです。切除範囲によってレーザー、電気メス、通常のメスを使用しても縫合を行う場合、縫合を行わない場合があります。上唇小帯の切除は局所麻酔でおこないますので、お子様が動かなければ10〜15分程度で終わります。小帯切除後に子供の矯正治療が必要な場合もあるので、主治医の先生とよく相談し納得してから処置を行って下さい。 

参考文献について
  • 黒須一夫:現代小児歯科学基礎と臨床,医歯薬出版,東京,1987
  • 町田幸雄:乳歯列期からはじめよう 交合誘導, 一世出版 , 東京 ,2006
  • 山口秀晴 監修:知っててほしい 歯科矯正治療の基本, わかば出版 , 東京 ,2008
  • 山口秀晴 監修:舌のトレーニング, わかば出版 , 東京 ,2009
  • 山口秀晴 他監修:MFT入門, わかば出版 , 東京 ,2007
  • 齋藤 力 他編集:口と歯の病気マップ, ,医歯薬出版,東京,2003

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